【杖と箒】

 主に魔法の初心者が扱う棒と、象徴としての「杖」に分けられる。

 前者は自転車の補助輪のようなもの。まだ魔法に慣れていない者が、対象への集中力を高めるためにヒントとして用いる。杖を魔石にする者も少なくはないが、きっと使っているとちょっと恥ずかしい。

 後者は大型のものを指すことが多い。古代の魔道士が持っていたとされ、縁起の良いもの、大いなる魔法の力の象徴、とも。


 主に掃除道具としての箒と、飛行魔法に用いられる魔道具に分けられる。

 前者は言わずもがな、後者は杖と同じように古代の魔道士の象徴である。どういった理由で箒なのかは定かではないが、これを用い飛行していたと考えられている。

 現在では属性変換機構のあらかじめ装備された、飛行用の箒も広く販売されている。自転車のような身近な存在。翼人族はその能力により箒を使う事は少ないのだが、箒レースはスポーツとしても人気が高いため、魔法学校でも履修する者は多く、年に一度大会も開催されている。

クラレントの地下迷宮

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